Story3 大手メーカー向け「販売促進キャンペーン総合事務局」の構築

メーカーより、従来の流通チャネルに頼ったキャンペーンではなく直接生活者とつながりを持ったキャンペーンを実施できる体制構築の引き合いを受けた。
生活者の個人情報を安全に管理することを第一とし、得意先システムとDNPコアライズのシステムをつなぎ合わせ、生活者に寄り添った事務局構築を行ったプロジェクト。

プロジェクトメンバー

  • 2013年入社 企画

    俵谷 大介

    事務局業務設計におけるPMとして、提案書の作成、得意先との要件整理、業務フローの構築や各セクションとの折衝を担当。

  • 2016年入社 開発

    海宝 竜也

    コアライズで利用するシステムにおけるPMを担当。得意先システムとコアライズのシステムの役割分担やシステム構成を提案。

  • 1997年入社 運用

    大野 智春

    事務局の運営に従事。運用・企画部門の情報整理・一元化や得意先へのエスカレーションと改善提案を担当。

はじまりは、年間60本以上のキャンペーン運用を一手に行える事務局体制の構築依頼

俵谷

コンペ用の提案書作成依頼を受けたことをきっかけに、上司から「長年の事務局業務設計で培ってきた知見を生かせる良い経験になるので今回のプロジェクトを仕切ってみないか」と打診をいただきました。

得意先の要望がキャンペーンごとに異なっていたため、極力同一のシステムで実現できるような設計や、得意先の要件を汲んで応募要項の整理を行う際、生活者に対しての要望やキャンペーンの趣旨を、正確にわかりやすく伝えられるように配慮しました。

海宝

得意先システムも今回のタイミングで刷新があり、キャンペーン業務全体における汎用システムの構成を協議するため、システム部門として、プロジェクト開始時点から参画しました。

対話を重ねて導き出した事務局体制

俵谷

得意先は、高品質かつ高セキュリティ、運用面については生活者の声がいち早く得意先に届くスピード感のある体制を求めていました。

これらの要望に対して、得意先案件のみを取り扱う専用部屋を構築し、専用の運用体制を設けることで解決しました。

キャンペーンの構築については、当初実施不可能と思われていたキャンペーンも、DNPコアライズとしての知見が問われ、私自身のアイデアだけでなく、チーム皆からもアイデアを募集し創意工夫をすることで課題解決することができました。得意先からも、DNPコアライズに頼めば何とかしてもらえるという安心感をもってもらうと共に、パートナーになれたと実感しました。

大野

チームが発足して間もないこともあり、いろいろと試行錯誤しながらチームのメンバ―及び関係部門との協力によって、事務局運営のスキームが少しずつ形になってきたことで、働きがいの向上にもつながっています。

海宝

実施したい業務内容に対して複数のシステムで実現しようとしていたため、プロジェクト開始当初はシステム間でお見合いになっている要件が多数見られました。

そこを得意先や得意先が委託しているシステム会社と綿密なコミュニケーションを実施し、最適なシステム構成を設計することができました。

結果、システム関係の話はDNPコアライズさんがいると安心するとのお言葉をいただけました。

サービスフロー

得意先と共に歩み、最終顧客である生活者に対して寄り添う提案を実践していく

俵谷

コールセンターは、生活者と直接話すことが仕事となります。得意先の顔として、企業のブランドイメージを向上させると共に、真のパートナー企業として、生活者のより快適な暮らしに向けて役に立てることが無いかを常に考えております。

リアルなお客さまの声を集め、生活者の望むことを得意先に提案し、より生活者に寄り添った事務局を目指していきます。

海宝

得意先システムとの連携チャネルを増やすことや、キャンペーンで実現できるサービスをより増やしていくことで、より得意先や生活者の満足度が高いサービスを提供できるようにしたいと思っています。

大野

サービス事業者として、運用部門が顧客と直接対話し、積極的な改善提案(価値提供)を推進することで、顧客の満足度を向上させ、プロジェクトの維持と拡大を目指します。

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