Story1 某金融機関 商品およびキャンペーンお問合わせ窓口の運営

某金融機関の商品申込、キャンペーン施策における、コンタクトセンター、帳票印刷(プリントサービス)、バックオフィスを一手に引き受ける事務局業務を受注した。BPO設計ノウハウを掛け合わせた全体設計と、得意先契約管理システムに対して画面共有ツールを利用した、より生活者に寄り添った事務局構築を行ったプロジェクト。
  • 事務局…生活者からの申込に対する受付、審査から賞品の発送、電話によるお問合わせ受付などの業務を総合的に提供。

プロジェクトメンバー

  • 2019年入社 企画

    酒井 駿哉

    企画・提案業務、得意先との要件整理、業務全体設計、
    業務フローの構築や各セクションとの折衝を担当。

  • 2008年入社 運用

    黒崎 稔代

    コンタクトセンターのマネジメント、収支管理、
    現場スタッフの育成、応対品質管理を担当。

  • 2006年入社 技術

    山本 亮一

    コンタクトセンターが利用するシステムの導入・運用、
    業務に応じたカスタマイズを担当。

きっかけは「新商品発売やキャンペーンをやることになったのですが、
すべて対応できますか?」という一言

酒井

DNPコアライズでは、さまざまな業種業界のコンタクトセンター、帳票印刷(プリントサービス)、バックオフィスなどのBPOサービスを長年提供してきました。

高度な業務設計や品質管理のノウハウを活かし、新商品、キャンペーン施策の成功に貢献したいというコンセプトから始まったプロジェクトです。

黒崎

高い応対品質を求めている得意先であったため、コンタクトセンターのノウハウや経験を活かしつつ、バックオフィス、プリントサービスとの連携を含めた運用をシームレスに行いました。

さらに生活者からのお問合わせに対して、丁寧な対応を行い、問題解決に導くことができると感じたことから企画・設計と協力して、動き始めました。

対話を通して、"個"ではなく"チーム"としてサービス提供することで成功に導いた

酒井

得意先は大きく2つの課題を抱えていました。

一つ目は、高セキュリティ環境でなければアウトソーシングできないということです。

これに対し、DNPコアライズの高セキュリティ環境の考え方や運用方法について得意先と検討を重ねた結果、得意先の考えとマッチし解決することができました。

二つ目は、高い応対品質でサービス提供したいが、得意先のリソースが足りないということです。

こちらは、あらゆる業務で培ってきた現場運用のノウハウを活かし、人材の確保を行い、立ち上げ、運用を行ったことで得意先の課題を解決し、結果として感謝の言葉をいただくことができました。

黒崎

チームの立ち上げ時にはいくつかの課題が存在しますが、まずは円滑に業務遂行できるよう取り組みました。

電話機を含めたシステム関連については技術担当に、応対に必要な業務資料や情報については企画担当に、人材の採用や教育については派遣会社や課内の品質担当に、現場運用についてはベテラン管理者に、都度相談しながら進めました。

黒崎

コール業務の経験有無に関わらず、習得スピードには個人差があるため、一人ひとりにあった育成をしました。

現場の管理者による定期的なモニタリング&フィードバック等を行い、オペレーターの業務知識や品質の維持向上に努めました。

山本

実施したい業務内容に対して、それぞれの会社で使用しているシステムで実現しようとしていたため、プロジェクト開始当初は統一できていない仕様・要件が多数見られました。

しかし、得意先や得意先が委託しているシステム会社とコミュニケーションを重ね、最適なシステムを設計・構築することができました。

サービスフロー

コンタクトサービスの次なる展望

生成AIなどのさまざまな技術を活用し、より良い環境に変えていき、働きやすい環境を実現することにより、エンドユーザーが、より満足できるコンタクトサービスの実現につながると考えています。

今後も、得意先、DNPグループの営業・企画・現場など、仲間たちの声に耳を傾けながら、より良いコンタクトセンターを目指していきます。

酒井

生成AIやAI技術を活用しながら、得意先のエンドユーザー、そして得意先の求めるコンタクトサービスを提供することはもちろん、エンドユーザーとの直接的な接点となるコンタクトサービスを核に人々に寄り添う新しい価値を提供することで、社会の変革をリードし、未来のあたりまえをつくっていきます。

黒崎

今後も、お客さまに満足いただけるよう、高いレベルでの品質確保や、効率的かつ生産性の高い業務遂行の実現に向けて総合力の高いDNPコアライズだからできる関係各署との連携・協力を行い、得意先、そして生活者から求められるコンタクトセンターの環境づくりに取り組んでいきます。

黒崎

生成AIなどのさまざまな技術を活用し、より良い環境に変えていき、働きやすい環境を実現することにより、エンドユーザーが、より満足できるコンタクトサービスの実現につながると考えています。

今後も、得意先、DNPグループの営業・企画・現場など、仲間たちの声に耳を傾けながら、より良いコンタクトセンターを目指していきます。

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